「もっと世界を知りたいな」フェアから、おすすめの3冊

「世界」を知る本のフェア、やってます。

ここでいう世界というのは、抽象的・観念的な「世界」ではなくて

大陸があって海があって、いろんな国にいろんな人が住んでる、

この「世界」のこと。

見れば見るほどわくわくして、そこに行ってみたくなるような楽しい本、

行かなくても世界の多様さをつくづく感じられるような本を

大人向けから子ども向けまで、いろいろ集めました。

ぜひ店頭に立ち読みにいらしてください。

 

さて、今回はフェアの中から特におすすめの3冊を紹介したいと思います。

 

①「THE PASTRY COLLECTION」

郷土菓子研究社/エンターブレイン ¥1600

これは、日本でいうところの「すあま」とか「ういろう」

みたいなものなのかもしれません。

その国でしか食べられていないお菓子。ちょっと地味で、ぼてっとして、

でもその土地で愛され続けているかわいい存在。

世界の各地で郷土菓子を作り続ける人の写真、お菓子の解説とレシピ、

そしてお菓子を主人公に見立てたショートストーリーが織りなす

不思議な旅の本です。

 

②「何度でも行きたい 世界のトイレ」

ロンリープラネット 編/河出書房新社 ¥1400

「トイレ」とは、世界のどこででも必要不可欠なものでありながら、

忌み嫌われたり、そうかと思えば面白がられたりする不思議な存在。

世界のあらゆるところから見つけ出されたユニークなトイレは

思わず笑ったりびっくりしたり、どの写真も想定外すぎて

「おおっ」「うわあ」「すごい」の連続。

個人的には上海のペニンシュラホテルのトイレと

ノルウェーの滝の真下にあるトイレが気になりました。

 

③「食べる」

中村安希/集英社文庫 ¥500

これからブレイクしそうな、いや、してほしい

とても大好きな作家さんです。中村安希さん。

世界をバックパッカー的に旅しながら、

そこで出会った食べものと、出会った人たちのことが

淡々と、まっすぐな目で描かれています。

無理に笑わせようとも感動させようともしない

揺るぎない静かな語り口が気持ちよくて、ページをめくるたび

暑い砂漠できれいな水を飲むようなさわやかさを感じます。

第1話の、観光客から「ゲロ雑巾」と呼ばれている食べものとの出会いから

だんだん惹かれていくところの描写なんて、とてもよくて。

内澤旬子さんやメレ山メレ子さんがお好きな方なら、

きっと気に入っていただけると思います。

どこか深夜特急的でもある。

 

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気になる本がありましたらぜひチェックしに来てくださいね。

お待ちしています。