潜在意識による自動発注が起きる件について

これ、「書店員あるある」なのかわかりませんが

気になる本を、気になったことばをググるくらいの感覚で

気軽に発注していることがあります。しかも無意識で。

ので、本が届いたときに

「あれ?こんな本頼んだっけ? っていうか、これ、

どこに出すつもりなんだろ?」

という自問自答がよく起きることになるのですが

そんなわけで、ある日気づいたら台湾の本がやたら増えているのです。

うちの店は海外旅行のガイド本はそこまでたくさん

売れているわけではないのですが、

言われてみれば(?)ああ、確かに、台湾とか行きたい。

屋台で甘くてつめたいお豆腐にゆでピーナツがのってるやつとか食べたい。

そんな無意識がどんどん台湾本を増やしているのでした。

 

他に同じ無意識潜在願望パターンで突然入荷したのがこちらです。

(※とくにこれ以上の説明はありません。)

 

はたまたある日突然入荷してきた文庫コミック

(※もちろん自分が発注しています)。

なんだろうな、これ発注したときちょっと疲れてたのかな……。

知らない方のためにご説明しますと、

「こいつら100%伝説」は1989年から1992年まで

少女漫画誌「りぼん」に連載されていた異端のギャグ漫画で

シュールで意味不明な笑いが非常に女子小学生的であり、

今も一部で伝説的に語り継がれている作品です。

アラフォー女子にはなつかしい漫画かもしれません。

というわけでさっそく当店の「女性の生き方」コーナーに出したところ

さっそく同世代のお客さまがセットで買ってくれました。

衝動を共有できた気がしてうれしいなあ。

 

 

……と、書店の選書は、ときに考え抜かれ選び抜かれ

店主や担当者がぎっちりと意味や想いを込めて並べていることもありますが

そんなことばかりでもなく、

夢遊病的に本を並べていることもあるかもしれないので

もしどこかの本屋で「なぜこの本がここに?」

「なぜこんな本がたくさんそろっているのだろう?」と思ったら

そんなセンを疑ってみるのも、また楽しい本屋の見方かもしれません。