夏の文庫フェア「ナツヨム」開催中です

夏といえば文庫フェア。

大きな書店でも小さな書店でも毎年店の入口に売場が作られ、

夏目漱石や宮沢賢治と、近年の名作やベストセラーが

ところ狭しと並べられます。

実際に、夏休みや帰省、旅行の長時間の移動のために

ふだんは本を読まない方も

なにか読んでみようかな、と思ってもらいやすい季節なのでしょうか。

おばあちゃんちの縁側や、見知らぬ景色が流れる列車で読む本は

それだけで特別な一冊になりそうです。

 

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パン屋の本屋でも夏のための文庫フェアをやることにしました。

といっても大手出版社のものではなく、手作りのフェアです。

「ナツヨム」は、全国の書店員や出版関係者の50人が集まり

一人一冊を選んで手書きのコメントつきの帯を作成するフェアです。

展開する店舗は北海道から沖縄まで、約30の本屋さん。

 

縁あって、パン屋の本屋もお声がけいただき、

参加させていただくことにしました。

今年の選書テーマは「旅」。

50人の本好きそれぞれがおそらくすさまじい読書ストックの中から

並々ならぬ思いで選び、渾身のことばを捧げた1冊。

本のタイトルを見ずに帯だけを読んでいても

 

「旅とは逃げること」

 

「なんにもしないをしに行こう」

 

「旅の道づれは、三年前に失踪した夫」

 

「この淫靡さとユーモアのカオスにやられてくれ」

 

「あした宇宙で遭難してもこれで安心」

 

……と、思わず手に取らずにはいられない

魅力的な誘い文句に満ちています。

しかも本を裏返すと、さらに細かくびっしりと推薦文が……。

 

もちろん私も一冊、ほんとうにほんとうに好きな本で

これからもっと売れてほしい作家さんの本を選び、おすすめしています。

もしよければ売場でご確認ください。

 

必ず気になる一冊が見つかると思います!

ぜひ夏のための本を探しにいらしてください。